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用語集

スリッページとは?FX注文のずれの原因と対策を解説

小林 芽衣 約7分
目次

スリッページとは、注文を出したレートと実際に約定したレートのズレのことです。相場の急変動時や流動性が低い時間帯に発生しやすく、FXトレーダーが知っておくべき基本概念の一つです。XMTradingはNDD方式の採用と99%以上の高い約定率でスリッページを最小限に抑えています。

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スリッページとは

基本定義

スリッページ(slippage)は英語で「滑り・ずれ」を意味します。FX取引では、注文時のレート(指定レート)と実際の約定レートの差を指します。

具体例

注文レート約定レートスリッページ種類
150.00で買い150.03で約定-3pipsマイナス(不利)
150.00で買い149.97で約定+3pipsプラス(有利)
150.00で買い150.00で約定0pipsなし

スリッページはマイナス方向だけでなく、プラス方向(有利な方向)にも発生します。

スプレッドとの違い

混同されやすいスプレッドとスリッページを比較します。

項目スプレッドスリッページ
定義売値(Ask)と買値(Bid)の差注文レートと約定レートの差
発生タイミング常時発生相場急変時などに発生
方向常にマイナス(コスト)プラスにもマイナスにもなる
予測可能性ある程度予測可能予測困難

スリッページが発生する原因

1. 相場の急変動

最も多い原因です。経済指標の発表や要人発言などで相場が瞬時に動くと、注文時のレートで約定できず、実際には大きくずれたレートで約定することがあります。

スリッページが起きやすい経済指標

  • 米雇用統計(毎月第1金曜日)
  • FOMCの政策金利発表
  • 日銀金融政策決定会合
  • 消費者物価指数(CPI)

2. 流動性の低下

市場参加者が少ない時間帯や通貨ペアでは、注文に対応できる反対注文が少なく、スリッページが発生しやすくなります。

流動性が低い状況

  • 夕方から深夜の東京時間(17:00〜19:00 JST)
  • 週末の市場クローズ前後
  • マイナー通貨ペア(クロス円の一部など)

3. 窓開け(ギャップ)

週末のマーケットクローズ中に重大なニュースが発生すると、週明けの始値が週末の終値から大きく離れることがあります。この「窓開け」でストップロスが本来の設定レートではなく、離れたレートで約定することがあります。

週をまたぐポジションを保有する際は、窓開けリスクを考慮してポジションサイズを小さめにするか、週明けまでにポジションを閉じることを検討してください。

4. 約定処理の遅延

ブローカーのサーバーが高負荷状態になると、注文の処理に時間がかかり、その間に相場が動いてスリッページが生じることがあります。

プラスのスリッページとNBP(ベストプライス約定)

プラスのスリッページとは

XMTradingのような一部のブローカーでは、プラスのスリッページ(有利な方向のずれ)もそのまま受け取れるポリシーを採用しています。

例:成行注文でロング

  • 注文時レート:150.00
  • 約定レート:149.97(3pips有利)
  • 結果:3pips分のプラスのスリッページを受け取れる

これを「ベストプライス(最良)約定ポリシー」と呼びます。

固定スリッページポリシーとの違い

ポリシー説明
ベストプライスプラス・マイナス両方向のスリッページが発生。プラスはそのまま受け取れる
固定レート約定指定レートか約定失敗。プラスのスリッページは発生しない

XMTradingはベストプライスポリシーを採用しており、相場が有利な方向に動いた場合に恩恵を受けられます。

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XMTradingの約定品質

NDD(ノー・ディーリング・デスク)方式

XMTradingはNDD方式を採用しています。ディーリングデスク(DD)方式と比較すると、約定品質に大きな違いがあります。

項目DD方式NDD方式(XMTrading)
約定処理ブローカーが介在直接市場に流す
利益相反あり(ブローカーがカウンターパーティ)なし
約定速度遅くなりがち高速
再クォート多いほぼなし

XMTradingの約定率実績

XMTradingは約定率99%以上の実績を公開しています。残りの約1%についても、プラスのスリッページ(有利な約定)が含まれており、マイナスのスリッページで約定拒否になるケースは極めて少ないとされています。

約定方式の詳細はXMTrading約定方式ガイドで解説しています。

スリッページを減らすための対策

指値注文(リミット注文)を使う

成行注文(マーケット注文)はその時点の最善価格で約定するため、スリッページが発生しやすいです。指値注文を使うと、指定レートより不利な価格では約定しません。

注意点: 指値注文は必ず約定するとは限りません。相場が指定レートを通過せずに反転した場合、注文は未約定のままになります。

経済指標の発表時間を避ける

米雇用統計などの重要経済指標の発表前後5〜10分は、スリッページが特に大きくなりやすい時間帯です。この時間帯の新規エントリーを避けるか、ポジションサイズを小さくすることを検討してください。

流動性の高い時間帯・通貨ペアを選ぶ

スリッページが少ない条件

  • ロンドン・ニューヨーク時間の重なる時間帯(21:00〜25:00 JST)
  • 主要通貨ペア(USDJPY、EURUSD、GBPUSD)
  • スプレッドが狭い口座タイプ(ゼロ口座など)

注文タイプの詳細で各注文方法のスリッページ特性を解説しています。

関連用語

  • スプレッド — 売値と買値の差。取引コストの主要部分
  • 約定 — 注文が成立すること。約定レートがスリッページの基準
  • 流動性 — 市場での売買量。高いほどスリッページが少ない
  • NDD — ノー・ディーリング・デスク。ブローカーが介在しない透明な約定方式
  • 再クォート(リクォート) — DD方式ブローカーが約定を拒否し、別のレートを提示する現象

まとめ

スリッページはFX取引では避けられない現象ですが、正しく理解して対策することで影響を最小化できます。

  • 定義: 注文レートと約定レートのズレ
  • 発生原因: 相場急変、流動性低下、窓開け、処理遅延
  • 方向: プラス(有利)とマイナス(不利)の両方向がある
  • XMTradingの対策: NDD方式+99%以上の約定率+ベストプライスポリシー
  • 個人の対策: 指値注文の活用、指標時間帯の回避、主要通貨ペアの選択

スリッページの仕組みを理解すると、ブローカー選びや注文方法の選択がより的確になります。

その他のFX用語はFX用語集で確認できます。

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XMTradingは日本の金融庁(JFSA)の規制対象外です。約定率・スリッページの数値は過去の実績であり、将来を保証するものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の投資行動を推奨するものではありません。

よくある質問

スリッページとは何ですか?
スリッページとは、注文を出したレートと実際に約定したレートの差のことです。相場の急変動や流動性不足が原因で発生します。マイナス(不利な方向)だけでなく、プラス(有利な方向)に発生することもあります。
スリッページはなぜ発生するのですか?
主な原因は3つです。①相場の急変動(経済指標発表・要人発言など)②流動性の低下(取引量が少ない時間帯や通貨ペア)③市場が開閉するギャップ(窓開け)です。
プラスのスリッページとはどういう意味ですか?
プラスのスリッページとは、注文を出したレートよりも有利なレートで約定することです。例えば151.00で買い注文を出したところ150.98で約定した場合、2pips分のプラスのスリッページになります。
XMTradingのスリッページ対策はどうなっていますか?
XMTradingはNDD(ノー・ディーリング・デスク)方式を採用しており、約定率は99%以上を誇ります。また、成行注文ではベストプライス約定ポリシーにより、プラスのスリッページも受け取れます。
スリッページを減らすにはどうすればいいですか?
指値注文(リミット注文)を使う、経済指標の発表時間帯を避ける、流動性の高い通貨ペア・時間帯を選ぶ、スプレッドが広がりにくいブローカーを選ぶ、などの対策が有効です。
スリッページとスプレッドは違いますか?
はい、別の概念です。スプレッドは売値(Ask)と買値(Bid)の常時存在する差で取引コストの一部です。スリッページは注文タイミングのレートと約定レートのズレで、相場変動時に発生します。

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この記事を書いた人

小林 芽衣

コンテンツオペレーションマネージャー

最新キャンペーン情報、入出金、トラブルシューティングを担当。

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