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初心者ガイド

FXの注文方法と種類|成行・指値・逆指値をわかりやすく解説

田中 健一 約9分
目次

FXの注文方法は大きく分けて「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」の3種類が基本です。この記事では、各注文方法の仕組み・使い分け・実践的な活用法を初心者向けにわかりやすく解説します。

FXの注文方法一覧|まず3つの基本を覚えよう

FXの注文方法は、取引の基本操作です。最初に覚えるべき3つの基本注文と、それらを組み合わせた応用注文があります。

注文方法特徴主な用途
成行注文現在の価格で即座に約定今すぐ売買したいとき
指値注文指定した有利な価格で約定安く買いたい・高く売りたいとき
逆指値注文指定した不利な価格で約定損切り・トレンドフォロー
OCO注文2つの注文を同時に出す利確と損切りの同時設定
IFD注文新規と決済を同時に予約自動売買的な取引
IFO注文IFD + OCOの組み合わせ完全自動の取引計画

まずは上の3つ(成行・指値・逆指値)を確実に理解しましょう。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

成行注文は、現在の市場価格で即座に売買する注文方法です。英語では「Market Order」と呼ばれます。

成行注文の仕組み

チャートに表示されている現在のレート(買値=Ask / 売値=Bid)で、注文ボタンを押した瞬間に約定します。

成行注文の流れ:

  1. 通貨ペアを選択(例:USD/JPY)
  2. ロット数を設定(例:0.1ロット)
  3. 「買い」または「売り」をクリック
  4. 現在の市場価格で即座に約定

成行注文のメリット・デメリット

メリットデメリット
確実に約定する価格を指定できない
操作がシンプルスリッページが発生する場合がある
急いで注文したいときに便利スプレッド分のコストがかかる

成行注文を使うべき場面

  • トレンドが出始めた瞬間に即座にエントリーしたいとき
  • 経済指標発表直後の値動きに乗りたいとき
  • デモトレードで練習中に基本操作を覚えるとき

初心者はまず成行注文から

FXを始めたばかりの方は、まず成行注文だけで練習しましょう。チャートを見て「上がりそう」と思ったら買い、「下がりそう」と思ったら売り。このシンプルな操作を繰り返すことで、FX取引の感覚をつかめます。

指値注文(さしねちゅうもん)

指値注文は、現在の価格より有利な価格を指定して予約する注文方法です。英語では「Limit Order」と呼ばれます。

指値注文の仕組み

「この価格まで下がったら買いたい」「この価格まで上がったら売りたい」という場合に使います。

注文の種類英語名条件
買い指値Buy Limit現在価格より安い価格で買いたい
売り指値Sell Limit現在価格より高い価格で売りたい

例:USD/JPYが150.00円のとき

  • 「149.50円まで下がったら買いたい」→ 149.50円にBuy Limitを設定
  • 「150.50円まで上がったら売りたい」→ 150.50円にSell Limitを設定

指値注文のメリット・デメリット

メリットデメリット
希望価格で取引できる価格が到達しないと約定しない
チャートを見続ける必要がないチャンスを逃す可能性がある
冷静な判断で価格設定できる設定を間違えると意図しない取引になる

指値注文の実践的な使い方

1. サポートライン付近での買い指値

チャート分析で見つけたサポートライン(下値支持線)付近に買い指値を設定します。価格がそのラインまで下がれば自動的に購入されます。

2. 利益確定の売り指値

ポジションを保有しているとき、目標利益に達したら自動で決済するために売り指値を使います。

3. レンジ相場での活用

価格が一定の範囲で上下するレンジ相場では、下限付近に買い指値、上限付近に売り指値を設定する戦略が有効です。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

逆指値注文は、現在の価格より不利な価格を指定して予約する注文方法です。英語では「Stop Order」と呼ばれます。

逆指値注文の仕組み

指値注文とは逆に、「この価格を超えたら買う」「この価格を割ったら売る」という使い方をします。

注文の種類英語名条件
買い逆指値Buy Stop現在価格より高い価格で買いたい
売り逆指値Sell Stop現在価格より安い価格で売りたい

逆指値注文の2つの使い方

1. 損切り(ストップロス)として使う

これが最も重要な使い方です。保有中のポジションに対して、「ここまで下がったら損切り」という価格を設定します。

例:USD/JPYを150.00円で買った場合

  • 149.50円にSell Stopを設定 → 50pipsの損失で自動決済
  • チャートを見ていなくても、損失が限定される

損切りの目安と設定方法の記事で、具体的な損切りラインの決め方を解説しています。

2. ブレイクアウトのエントリーとして使う

レジスタンスライン(上値抵抗線)を突破したら上昇トレンドが加速すると予想して、ラインの少し上にBuy Stopを設定します。

損切り注文は必ず設定しましょう

FXで最も重要なのはリスク管理です。ポジションを持ったら、必ず逆指値注文(ストップロス)を設定してください。「もう少し待てば戻るかも」という判断が、大きな損失につながる最大の原因です。

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応用注文|3つの基本を組み合わせる

基本の3注文を理解したら、それらを組み合わせた応用注文も覚えましょう。

OCO注文(ワン・キャンセルズ・ジ・アザー)

OCO注文は、2つの注文を同時に出し、片方が約定するともう片方が自動キャンセルされる注文方法です。

典型的な使い方:利確と損切りの同時設定

USD/JPYを150.00円で買いポジションを保有中:

  • 利確:151.00円にSell Limit(+100pipsで利益確定)
  • 損切り:149.50円にSell Stop(-50pipsで損切り)

→ どちらかに到達した時点で自動決済され、もう片方はキャンセルされます。

IFD注文(イフダン)

IFD注文は、新規注文と決済注文をセットで予約する注文方法です。「もしこの価格で約定したら、次にこの価格で決済する」という2段階の注文です。

例:

  • 1段目(新規):149.50円でBuy Limit
  • 2段目(決済):150.50円でSell Limit

→ 149.50円で買い約定後、自動的に150.50円の利確注文が有効になります。

IFO注文(イフダンOCO)

IFO注文は、IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。新規注文が約定した後、利確と損切りの両方が自動で設定されます。

例:

  • 1段目(新規):149.50円でBuy Limit
  • 2段目(利確):150.50円でSell Limit
  • 2段目(損切り):149.00円でSell Stop

→ 新規約定後、利確と損切りが同時にセットされ、完全に自動化された取引が可能です。

MT4/MT5での注文方法|実際の操作手順

XMTradingではMT4・MT5プラットフォームを使って注文します。具体的な操作手順を解説します。

MT4での成行注文の手順

  1. 新規注文ウィンドウを開く:取引したい通貨ペアのチャート上で右クリック → 「注文発注」→「新規注文」
  2. 注文内容を設定
    • 通貨ペアを確認
    • 数量(ロット数)を入力
    • 注文種別で「成行注文」を選択
  3. 「成行売り」または「成行買い」をクリック

MT4での指値・逆指値注文の手順

  1. 新規注文ウィンドウを開く
  2. 注文種別で「指値注文(Pending Order)」を選択
  3. 注文タイプを選ぶ:
    • Buy Limit / Sell Limit(指値)
    • Buy Stop / Sell Stop(逆指値)
  4. 価格を入力
  5. 「発注」をクリック

MT5での注文方法

MT5はMT4と基本操作は同じですが、以下の追加機能があります。

  • Buy Stop Limit / Sell Stop Limit:逆指値に達した後、指値注文に切り替わる注文方法
  • 板情報(DOM):注文状況をリアルタイムで確認できる

注文方法の使い分け|場面別のおすすめ

取引スタイルおすすめ注文方法理由
スキャルピング成行注文瞬時の判断で即約定が必要
デイトレード指値 + 逆指値計画的なエントリーと損切り
スイングトレードIFO注文数日〜数週間の取引を自動化
初心者の練習成行 + 逆指値(損切り)シンプルな操作でリスク管理

初心者におすすめの注文パターン

FX初心者は、以下のシンプルなパターンから始めましょう。

  1. 成行注文でエントリー(チャートを見て判断)
  2. 逆指値で損切りを設定(エントリー価格から-30〜50pips)
  3. 指値で利確を設定(エントリー価格から+50〜100pips)

このパターンを繰り返すことで、注文操作に慣れながらリスク管理の習慣も身につきます。

注文時の注意点

1. スプレッドを考慮する

スプレッド(買値と売値の差)は、注文の約定価格に影響します。指値注文の価格を設定するときは、スプレッド分を考慮して余裕を持たせましょう。

2. 経済指標発表時の注文に注意

重要な経済指標の発表前後は、スプレッドが拡大し、スリッページが発生しやすくなります。XMTradingの約定方式はNDD方式のため約定拒否はありませんが、価格変動には注意が必要です。

3. ロット数の計算は慎重に

1回の取引で口座残高の1〜2%以上のリスクを取らないようにしましょう。適正なロット数の計算には、ロット計算機が便利です。

4. 週末の持ち越しリスク

金曜日の取引終了後から月曜日の取引開始までの間に、大きな価格変動(窓開け)が起きることがあります。初心者のうちは、週末にポジションを持ち越さないことをおすすめします。

XMTradingで注文方法を練習する

まとめ

FXの注文方法は、基本3種類(成行・指値・逆指値)を覚えれば日常の取引に困ることはありません。

注文方法覚えるべきポイント
成行注文今すぐ約定。最もシンプル
指値注文有利な価格を指定して予約
逆指値注文損切りに必須。必ず設定する
OCO/IFD/IFO基本に慣れたら段階的に活用

最も重要なのは、ポジションを持ったら必ず逆指値(損切り)を設定することです。まずはデモ口座で各注文方法を実際に試してみましょう。XMTradingなら口座開設ボーナスで、リスクなく注文方法を練習できます。

よくある質問

FX初心者が最初に覚えるべき注文方法は?
まず成行注文(今すぐ売買する注文)を覚えましょう。次に指値注文と逆指値注文を理解すれば、基本的な取引は問題なく行えます。
成行注文と指値注文の違いは何ですか?
成行注文は現在の市場価格で即座に約定する注文です。指値注文は自分が指定した価格になったときに約定する注文で、より有利な価格で取引したいときに使います。
逆指値注文はどんな時に使いますか?
主に損切り(ストップロス)に使います。保有ポジションが一定の損失に達したら自動的に決済される設定にすることで、大きな損失を防ぎます。
OCO注文とは何ですか?
OCO(One Cancels the Other)注文は、2つの注文を同時に出し、片方が約定するともう片方が自動的にキャンセルされる注文方法です。利確と損切りを同時に設定できます。
XMTradingではどんな注文方法が使えますか?
XMTradingではMT4/MT5を通じて、成行注文、指値注文(Buy Limit/Sell Limit)、逆指値注文(Buy Stop/Sell Stop)、OCO、IFD、IFO注文がすべて利用可能です。
注文が約定しないことはありますか?
指値注文の場合、指定した価格に市場が到達しなければ約定しません。成行注文でも、相場急変時にスリッページが発生し、希望価格とずれて約定することがあります。
スリッページとは何ですか?
注文した価格と実際に約定した価格の差のことです。相場が急激に動いているときに起こりやすく、XMTradingでは約定拒否なしのNDD方式で透明性の高い約定を提供しています。

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この記事を書いた人

田中 健一

編集長

FXJP.co編集長。元金融業界アナリスト、海外FX市場の動向分析が専門。

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